2015/07/06

第13回研究会案内


中国建築人類学の栗原伸治先生をお招きし、建築学と人類学の横断領域である、建築人類学の近年の展開を紹介いただくとともに、中国の民居についてお話をしていただきます。

日時:2015713日(月) 15:00-17:00

場所:稲盛記念館京都大学地域研究統合情報センター 2階セミナー室213


「建築人類学の転回:あるいは深化/拡大、もしくは深化→拡大」


栗原伸治氏(日本大学生物資源科学部)

2015/05/29

第12回研究会案内

アジア近代建築史・都市史研究会
12回研究会案内

日時 2015年6月19日(金)15時から
会場 京都大学地域研究統合情報センター 2階セミナー室

〔報告1〕
スターリン建築からフルシチョフ建築へ
―ソヴィエト宮殿設計競技にみる「公式」建築の転換―

本田晃子(早稲田大学高等研究所)


1957年から59年にかけて開催された、二度にわたるソヴィエト宮殿設計競技――それはフルシチョフにとって、スターリン建築を解体する試みであった。
《雪解け》の時期のソ連建築に、このフルシチョフのソヴィエト宮殿コンペはいかなる変化をもたらし、あるいはもたらさなかったのか。

<詳細>
 1931年から34年にかけて計4回開催されたソヴィエト宮殿設計競技は、ロシア・アヴァンギャルドから社会主義リアリズム、ないしスターリン建築への転回を決定づけた出来事だった。このコンペにおける幾度もの審査と再設計の過程を通して、1920年代のアヴァンギャルド建築の多様な活動は否定され、党のイニシアチブによってソ連建築の「唯一の、正しい」規範が確立されたのである。けれども1953年のスターリンの死と、それに続くソ連建築家同盟大会でのフルシチョフのスターリン建築批判は、状況を一変させた。スターリン建築、とりわけその代表たるソヴィエト宮殿計画は、「過剰装飾」と「虚偽のモニュメンタリティ」の名の下に断罪された。そしてそれに代わる新しい建築様式の選定の場となったのが、再度のソヴィエト宮殿設計競技だった。
本報告では、このフルシチョフのソヴィエト宮殿コンペ、そしてそれに先立って行われたパンテオンおよびレーニン・モニュメント設計競技をとりあげ、これらのコンペがソ連建築界にもたらした変化を検証する。

※ 本田さんが昨年出された『天体建築論―レオニドフとソ連邦の紙上建築時代』東京大学出版会出版会(2014年、サントリー学芸賞)もぜひご一読の上お越し下さい。

2015/05/18

アジア近代建築史・都市史研究会 第11回研究会案内

アジア近代建築史・都市史研究会
11回研究会案内

日時 2015527日(水)15時から
会場 京都大学地域研究統合情報センター 2階セミナー室

〔報告1〕
ヤンゴン近代建築調査報告
大田 省一(京都工芸繊維大学)

ミャンマーの旧首都ヤンゴンには、イギリス植民地時代からの近代建築が面的に
残っており、遷都による都市再開発期を迎えてその実情把握が急務となっている。
この事情に鑑み、ヤンゴン工科大学と京都工芸繊維大学の共同によりヤンゴン近
代建築悉皆調査が行われた。ヤンゴンの近代建築遺産については大型公共建築の
調査についてすでに先行事例があるため、これを補完すべく住宅建築も対象とし、
550件のデータを収集した。
本報告では、この調査成果とともに史料調査の成果も併せて、ヤンゴン都心地区
の形成過程と近代建築の現況についての報告を試みる。

〔報告2〕 
19世紀イギリス植民都市の造幣局の建築について
水田 丞(広島大学)

19世紀、全世界に植民地を獲得した大英帝国は、本国の技術を輸出し、各地の植
民都市に造幣局を建設した。1808年と1880年にはロンドンの造幣局を改築し、近
代的造幣機械に対応した施設とするが、20世紀初頭までに、オーストラリアのシ
ドニー、メルボルン、パース、南アフリカのプレトリア、カナダのオタワに造幣
支局を開設する。さらに、植民地インドのボンベイとカルカッタ、極東の植民都
市香港にも本国の技術を輸出した造幣局を建設した。造幣局のような特殊な機能
が望まれる施設ゆえ、その建築計画には各地で技術的な共通点、影響関係があっ
たものと推察される。本研究では、各地の造幣局の建築を詳らかにし、その形態
的な共通性や技術的系譜へ考察しつつ、19世紀の世界をめぐる大英帝国の技術的

ネットワークを描出したい。

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次回研究会の日程も決まっています。
6月19日(金)
本田晃子氏
スターリン建築からフルシチョフ建築へ―ソヴィエト宮殿設計競技にみる「公式」建築の転換」
詳細は追って掲載いたします。

2015/05/11

2015年度初回研究会(5月27日)及び次回研究会(6月19日)

次回 5月研究会

日にち 2015年5月27日(水)午後
会場  京都大学地域研究統合情報センター2階セミナー室
報告者 大田省一(京都工芸繊維大学)
テーマ 未定

日が近くなっておりますので、先に日時だけあげておきます。テーマ等、近日中に再度アップします。

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次々回 6月研究会

日にち 2015年6月19日(金)
会場  京都大学地域研究統合情報センター2階セミナー室
報告者 本田晃子(早稲田大学)
テーマ スターリン建築からフルシチョフ建築へ―ソヴィエト宮殿設計競技にみる「公式」建築の転換

2014/06/06

mAAN Studies 第10回研究会案内

アジア近代建築史・都市史研究会
mAAN Studies
10回研究会案内

日時  2014615日(日) 14時から
会場  総合地球環境学研究所 セミナー室1・2

※今回は総合地球環境学研究所で開催します。通常と異なりますのでご注意ください。

[報告1]
感染症対策からみた開港場の歴史―長崎・横浜・神戸 1859-1899
市川智生(長崎大学)

開港後の日本は急性感染症のプリバレンスが極めて高い社会となった。疾病伝播のハブとなったのが、長崎、横浜、神戸などの対外貿易港である。これらの港湾都市で展開した感染症対策が、日本人社会と外国人居留地社会との利害調整をどのように踏まえて展開したのかを鳥瞰したい。
 
[報告2]
中国の近代化と外国人技術者:技術者協会とその所属会員の分析を通して
小林実智子(豊橋技術科学大学)
 
1901年に外国人技術者により上海で設立された『上海技術者・建築家協会(The Shanghai Engineers and Architects: SSEA)』とその後継団体である『上海工学会(The Engineering Society of Shanghai: ESS)』、『中国工学会(The Engineering Society of China: ESC)』は、その存在は知られているが、どういった人物が所属していたのか、どのような活動をしていのたかといったことは未だ明らかにされていない。本研究では、SSEAESSESCの実態や活動内容を協会誌から明らかにするとともに、そこで議論された内容が所属する技術者の活動にどのように反映されていたか把握することを試みる。

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2014/05/22

※ mAAN Studies 6月7日研究会は中止です

※注意※6月7日(土)の発表会は中止になりました。

第10回アジア近代建築・都市史研究会→中止
mAAN Studies
2014年6月7日(土) 14時~
会場:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室 213号
   (京都市左京区吉田下阿達町46)
① 研究発表
社会主義移動制限制度が
モンゴル都市にもたらした作用
―たとえば、ウランバートルはいかに世界最悪大気汚染都市になったのか

発表者: 前川愛 (京都外国語大学非常勤講師、モンゴル研究)
コメンテーター: 帯谷知可 (京都大学地域研究統合情報センター准教授、ウズベキスタン研究)

1920年代から1990年までの社会主義体制は、いかにモンゴルの都市形成に影響を与え、現在も影響を与え続けているのか。政府による「移動制限制度」を軸として、移動制限制度(政策)があった(ある)旧・現社会主義諸国との比較を、大局的な観点から考察する。

② 追加企画 北朝鮮建築映画合同批評会
北朝鮮映画「幸せの車輪」

2011年、朝鮮映画撮影所、約70分。
北朝鮮の女性建築家を描いた本作品に関する批評を、映像 (英語字幕あり) を見ながら行う。

研究会主催:
   mAAN Studies,
    20世紀北朝鮮の建築・都市通史の解明 (科研基盤研究B  代表 谷川竜一)

2014/04/01

mAAN Studies 第9回研究会案内

第9回研究会案内です。

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mAAN Studies09・シリーズ開港場Ⅰ 香港・神戸

発表1: 鮎川慧(東京大学)
香港における1888年から1914年までの公共事業省による建設活動
発表者は現在、香港におけるイギリス人による最初期からの都市・建築n俺岸の全体像と具体像を明らかにするため、博士論文の執筆を行っている。今回の発表はそのうち、1888年から1914年までの公共事業省による建設活動を、Blue Booksyほかの香港やイギリスの政府資料から抽出し、数量や場所などを把握しながら、同時代の都市インフラとの関係なども視野にいれて議論する。

発表2: 小代薫(神戸大学)
神戸開港場における内外人住民の自治活動と近代都市環境の形成について
本研究では、日本の近代都市における先行的取り組みとして、都市整備へ積極関与する「市民」の動向に光をあてた。近代という時代概念には市民の誕生という条件が含まれているはずであり、このような観点からアジアの都市の近代化における西洋との関係を辿ることもまた可能であろう。そしてわが国においては、神戸開港場がその重要な起点となり、近代公演制度や市街地地券制度、地方民会制度の制定に結びつくなど、新たに歴史的評価を受けるべき事象を生じさせていたことを明らかにする。またこれまで日本の居留地研究において見過ごされてきた、イギリス公文書館保管史料の分析を通じて新たにわかってきたことも、あわせて紹介したい。

コメンテーター: 村上衛(京都大学)

日時: 2014年4月6日(日) 14時から

会場: 京都大学稲盛財団記念館 2階セミナー室(213) →アクセス
(京都市左京区川端通荒神橋)

フライヤー:
趣旨文: